まずはこちらを見てもらおう。
そう、本サイトでも公開しているオリジナル曲である。
twitter上では何度かつぶやいていたのだが、
今年の8月のお盆休み期間は夏休み企画と言うことでいくつかの事にチャレンジしていた。
その1つがニコニコ動画への投稿であり、その結果が上記の動画になる。
数字を見て何を思うかは人それぞれだと思うけれど、
このテストはいくつかの示唆を与えてくれた。
今日はその辺りを書いて行こうと思う。
さて、このニコニコ動画への投稿が企画になった要因は
主戦投稿サイトでのコメント不足にある。
ここの所、作品によっては0レスで落ちる事が増えており、
昨日のエントリにもあったモチベーションの維持が図れなくなっていた。
自演でレスを引き寄せる事も考えなくもなかったけれど、
そもそも自分が自演が得意でも無いので、却下。
そこで、ネタがニュートラルかつ0レスで終わった作品は
ニコニコ動画でもう一度、陽の目を見せてあげる事にした。
動画はPiaproから画像を拾ってきて歌詞を付ける最低限の作り。
凝った動画は作れそうに無かった、というかイメージさえ浮かばなかった。
「Rolling Gaccha」はニコニコムービーメーカー、
「そうだね」はWindows7標準のムービーメーカーで作ってある。
結論から言うと固定画像の歌詞動画はWindowsのムービーメーカーの方が作りやすい。
ニコニコムービーメーカーは音声を3ch使えるからゲーム実況動画にはいいんだろうけど、
テキストを頻繁に出すのには向かなさそうだ。
タイトルは他の作品を参考にし、タグは最低限で動画を登録してみると、
数時間以内に複数のボカロ系BOTに捕捉され、自動的に宣伝して貰える。
ここが無名の身でニコニコ動画に登録する利点だと思う。
見ているかどうかはさておき、合計で10000フォロワー以上への宣伝効果があるようだ。
このおかげで投稿後3日間くらいは爆発的に再生数が伸びる。
「Rolling Gaccha」で60程度、「そうだね」で40程度だろうか。
逆に言えばここまでで異なる波を作り出せないと、その後の伸びは期待しにくいのだろう。
4日目以降は伸びが落ち着くものの、それでもコンスタントに再生数は伸びる。
1週間後の時点で「Rolling Gaccha」で100程度、「そうだね」で70程度だったか。
そこからは本当にボチボチと言った感じになる。
2曲の再生数の差については使ったボカロ、KAITOとMewの差では無いかと考えている。
仮説になるものの、やはりキャラクターとしてのボカロの知名度の差が、
曲の質に影響されない再生数のファクターに利いてくるのではないかと思うのだ。
「どんどん新作ボカロが出ているのに、まだ初音ミクばっかりなのかよ」
という意見を見る事があるが、こういった事情が影響しているのかもしれない。
これはまた他の曲で実験したいとも思う。
再生数の差は単純に投稿時期(8月半ばと9月半ば)の違いによるものかもしれないし。
「華々しくニコニコ動画デビュー」(笑)の夢は断たれてしまったが、
今後とも機会があれば投稿はしてみようと思う。
ちょっとくらい夢見たっていいじゃない。